1 休業損害とは 休業損害とは,傷害により仕事ができなくなり,得べかりし利益を失ったことに対する損害で,その発生期間は,原則として事故発生時から傷害の治癒または後遺障害の症状固定日または死亡日までの期間となります(症状固定日または死亡日の翌日以降の逸失利益は後遺障害逸失利益または死亡逸失利益として算定されます)。 家事従事者(性別,年齢を問わず,現に主婦的… 続きを読む

【交通事故】家事従事者(主婦・主夫)の休業損害
2015/03/16
2015/03/16
1 休業損害とは 休業損害とは,傷害により仕事ができなくなり,得べかりし利益を失ったことに対する損害で,その発生期間は,原則として事故発生時から傷害の治癒または後遺障害の症状固定日または死亡日までの期間となります(症状固定日または死亡日の翌日以降の逸失利益は後遺障害逸失利益または死亡逸失利益として算定されます)。 家事従事者(性別,年齢を問わず,現に主婦的… 続きを読む
2015/03/13
1 休業損害とは 休業損害とは,傷害により仕事ができなくなり,得べかりし利益を失ったことに対する損害で,その発生期間は,原則として事故発生時から傷害の治癒または後遺障害の症状固定日または死亡日までの期間となります(症状固定日または死亡日の翌日以降の逸失利益は後遺障害逸失利益または死亡逸失利益として算定されます)。 事業所得者・自営業者(商・工業,農林水産業及び自由業(開… 続きを読む
2015/03/06
1 原則 物的損害に関する慰謝料は,原則として認められないとされています。 しかし,民法710条は,「他人の身体,自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず,前条の規定により損害賠償の責任を負う者は,財産以外の損害に対しても,その賠償をしなければならない」と規定しており,人損の場合だけでなく,物的損害の場合にも,財産以外の損害,… 続きを読む
2015/02/26
1 車両の損害について 例えば,自動車(時価額50万円)を運転していたところ,追突事故に遭い,仮に修理した場合の見積額が30万円である場合,修理費用30万円が賠償の対象となります。 しかし,上の場合で,修理の見積額が80万円の場合,経済的全損となり,時価額50万円に買換諸費用を加算した金額(以下,時価額+買換諸費用を「時価額」といいます)が賠償の対象となります。 では,修理費用が時価額を超える場合… 続きを読む
2015/02/22
1 休業損害とは 休業損害とは,傷害により仕事ができなくなり,得べかりし利益を失ったことに対する損害で,その発生期間は,原則として事故発生時から傷害の治癒または後遺障害の症状固定日または死亡日までの期間となります(症状固定日または死亡日の翌日以降の逸失利益は後遺障害逸失利益または死亡逸失利益として算定されます)。 事故前の収入(基礎収入)から,休業日数に対応する金額を算定し,休業損害を計算します。… 続きを読む
2015/02/13
1 休業損害とは 休業損害とは,傷害により仕事ができなくなり,得べかりし利益を失ったことに対する損害で,その発生期間は,原則として事故発生時から傷害の治癒または後遺障害の症状固定日または死亡日までの期間となります(症状固定日または死亡日の翌日以降の逸失利益は後遺障害逸失利益または死亡逸失利益として算定されます)。 給与所得者が事故に遭って休業した場合の休業損害について,… 続きを読む
2015/01/30
交通事故による慰謝料には,入通院慰謝料,後遺障害慰謝料,死亡慰謝料があります。慰謝料は精神的苦痛を金銭評価するものですので,各人によってその金額が違うかに思われますが,「交通事故損害額算定基準」(日弁連交通事故相談センター本部,通称「青本」),「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」(日弁連交通事故センター東京支部,通称「赤い本」)などによって基準が示され… 続きを読む
2015/01/21
交通事故の被害に遭い,加害者加入の任意保険会社が治療費を負担して通院を継続していて,まだ怪我の症状があるにもかかわらず,保険会社の担当者が突如として治療費の打ち切りを通告してくることがあります。特に怪我の内容が頸椎捻挫(いわゆる「むちうち症」)の場合には,よくあるケースです。 このような場合,被害者としてどのように対応すべきでしょうか。
2015/01/14
ブログを始めました。今後ともよろしくお願いいたします。